■インタビュー
株式会社 VOYAGE GROUP
人事本部 佐々木 寛 様
■ご利用内容
目的/内定者研修
体験人数/25~30人
日数/1日
共通言語化がつくる強い絆
当グループは、業務領域が多岐にわたります。そのため「たて・よこ・斜めの関係」―上司と部下、同じ職種、部署をまたいだ関係性―をどうつくっていくかを常に意識しています。PAA21は主に内定者研修で利用させていただいており、インターンシップを経て入社するという採用の過程で、内定者同士のつながりを形成するのに役立っています。同期の人たちと仕事をするのが楽しみだなと、わくわくした気持ちで入社してもらうのと、入社当日に顔を合わせるのとでは大きな違いがあると思います。一緒に頑張ろう、という気持ちだけでなく、こいつには負けたくないというライバル意識も持ってもらいたいですね。
PAA21は、非日常の環境で非日常のプログラムを行います。それが、参加者に「あの時、あの研修やったよね」と共通言語化されるのです。日常にかき消されてしまわないほどの強い印象を残すことができるのは素晴らしいと思います。
非日常で特性が見えてくる
アクティビティの中で印象的なのは「ウォール」ですね。チームで協力して4mの木製の壁を越えていくのですが、実際の高さを目の当たりにすると、本当に越えられるのか疑問に思うほどの威圧感です。当然こうしたアクティビティが得意な人もいれば得意でない人もいます。得意でない人が皆の協力でなんとか乗り越えていく姿を見ると、感動すら覚えます。
また、このプログラムは野外という非日常で体験できるので、自分を解放しやすかったり、頑張っている仲間を見て自分もチャレンジしようと思いやすかったりします。リーダーシップを発揮したり、後ろから支えたり、面接では決して出てこない一面を垣間見ることができます。実際、それを参考に配属を決める場合もあります。営業の第一線で活躍してもらったり、創意工夫が必要な部署に配属になったり。それぞれの社員の特性を把握することで効果的な配置が可能になります。
長く付き合い、
研修をカスタマイズ
横のつながりをつくるのはもちろん、一見できそうにない課題もきちんとチャレンジすることでできる。もちろん、できない場合もあります。その体験が良い意味でハードルになるといい。何でも簡単にできてしまうと単なるゲームになってしまいます。真剣に取り組んでも、できないことが現実にはあるということを知る。もちろんできなかった理由はきちんと振り返りをしてもらえます。
20 07年度の新卒から導入してすでに10年以上が経過しています。当社の経営理念を理解した上で実施してもらえるところ、毎年やっていてここが良かった、ここが課題というのをPDCAを回しながらやってくれるなど、カスタマイズしてくれるところが良いですね。後日、プロの目から見た一人ひとりのコメントもいただけるので、助かっています。