PAA21とは?

PAA21とは?

一人ひとりの潜在能力を解き放ち能動的な行動・働きかけを活発化します。

様々な組織・団体は個々に課題を抱えています。連携が取れない、組織の一体感に欠けている、自主性や責任感がない、基本理念が浸透していないなどなど。アグサのPAA21はこうした課題を解決するための、一つの「答え」。開放的な環境の中、普段では体験できない課題に「本気で」挑戦することで、自らが「変わりたい」という強い思いを生み出すとともに、組織全体で目標を達成する喜びを体感できます。
プランを立て、実践・体験し、振り返りをした結果を次の挑戦に生かす。この繰り返しが仲間との連携力を増し、目標に向けた活動を加速させます。20年の継続と、年間2万人の参加者数。机上で学ぶ知識や教養では得られない経験を養うことが、明日の組織をつくります。


 

行動変容形成に特化した内容

 

屋外に設けられた特別なコースを用い、一見不可能に思える課題にチームで挑戦する中で、参加者は様々な感情の起伏を通じて「自ら変わる力」に目覚めていきます。PAA21は目的達成だけをゴールとせず、プロセスを重視しています。また、そのプロセスも一人で達成できるものは何一つ設定していません。

専門の教育を受けたファシリテーター*が、チームに必要で、かつ足りていないものは何かを見極め、サポートします。それは他者とのコミュニケーションの密度だったり、質だったりします。あるいは、一歩踏み出す勇気が足りないのであれば、そこを促す方法をとります。

このプログラムでは、何度も体験学習のサイクル(実践→内省→一般化→応用)を体感します。それにより、現場に戻っても確実な研修効果を実感できる内容となっています。
*PAとはプロジェクトアドベンチャーの略で、体験学習をベースにしたアドベンチャー型教育プログラムです。
*ファシリテーターとは個々のグループや個人の資質を見ながら、PAA21の研修プログラムを進行支援する役割。プログラムはもちろん、安全管理についても専門的な研修を受けています。

 


本来の自分が見えてくる

PAA21は非日常です。日頃のしがらみやビジネスのルールに縛られている人たちにとって、そうした考えを取り払うきっかけになります。
後ろ向きの性格であるのに、無理をして前向きな性格を演じているとか、前向きな性格なのに面倒だから後ろ向きのふりをするとか、本来の自分とは違う働き方をしている人たちがいます。その“殻”を外して、その人が生きやすい方法や効果が出る働き方のスタイルを学ぶ場です。
また、野外教育は多くの人たちにとっておそらく初めての経験ばかりです。ですから参加者は皆、対等の立場になれます。座学では往々にして、そのテーマを勉強している人の方が多く発言できます。つまり、経験の差が出やすいのですが、野外教育のように、初めてのことや知らないことをする場合は、参加者の経験値に左右されにくいのです。

 

分からない領域への挑戦

野外教育では、その人自身の問題解決能力や人間力が試され、現状(強み、課題)が明確化します。日頃リーダーシップをとっている人が急にとれなくなったりします。それは、未体験の領域に入ると思考が停止する傾向があるからです。意外に、普段大人しい人が成功したりします。
こうしたことは、新しいプロジェクトに入っていく時や、新しい関係性をつくらないとならない場合の練習になります。この経験が、新たな仕事にどう生かすかというシミュレーションになるのです。
例えば、8mもの高さのハイエレメント*へのチャレンジは、頭で分かっていても体が動きません。これを職場に置き換えてみると、年上の部下や厳しい上司などコミュニケーションがとりにくいといった場合に、頭で分かっていても言葉に出ない。同じことにどう対応するかが、ここでは繰り返し練習できるのです。

 

相手の気持ちに気付く

10~20人のある中堅リフォーム会社様の例です。10代、20代の若手から60代のベテランまでで構成され、やる気があって元気なのですが人間関係をつくるのが難しく、ピリピリした雰囲気で仕事をしています。
そうなると、頑張っているけれど結果がついてきません。そこで60代と体力のある10代、あるいはいつも言い争いばかりしている人たちを、自然な流れで組むように促進していきます。そうすると何が
起こると思いますか。社会的に地位の高い60代と、低い10代の立場が野外では逆転するのです。若手の方が体も動くし飲み込みも早いのです。60代は日頃若手に「こんなこともできいのか」と無自覚に言ってしまいがち。言われる方は気分が悪い。けれど、野外教育で立場が逆転すると、そこで初めて相手の気持ちに気付くのです。そうすると「ごめんな」が素直に言えるようになります。見えない上下関係がな
くなり、本音で話せるようになります。人と人として向き合えるようになります。そういう関係性ができてきます。

 

過程の共有を目指す

関係性づくりができたらしめたもの。次は仕事への応用です。戦略的に仕事をどう進めていくか。組織をどう動かすかの視点を、アクティビティを通じて学んでいきます。また、ゴール、プロセス、人間関係、ロールを明確にしないと組織は動きません。
アクティビティを通して、例えば「ゴールを全員が理解、共有していなかったからうまくいかなかったのだ」ということに気付く。どんな過程を通ればできるか、というのを全員が自分事として理解、共有しないと成功にはたどり着けません。
こうして、アクティビティを何度も何度も繰り返すことで、仕事の進め方と同時にあり方(スタンス)を学んでいくのです。アクティビティには正解がありません。「正解がない」というのも、仕事と似ているところでしょう。


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